以下の理由による場合は、不良品と判断されません!
- オイルを塗布していない
- スチーム加工を行った
- お客様による湯もみ型付け
- 電子レンジに入れた
- ヒーターの前で急速に乾かす
- 雨に濡れた
など
メーカー回答(実例)
A社
すぐ紐が切れる時は、ほとんどの場合革紐が硬く(パリパリ)になっている状態です。
通常の革紐はここまで硬くはなりません。
湯もみ型付けでしたら、革紐が必要以上に硬くなることはありませんので、スチームをかけたのでは無いかと考えられます。
B社
紐通しは一本の長い革紐を職人が何度となく通していくので、革紐の傷を見落とすことはほとんどありません。
また革紐は使用したりオイルを塗ることで柔軟性が出てきます。
逆にスチーム、電子レンジ、お客様による湯もみ、雨などによる濡れは、紐が乾いた後に、硬化し同時に複数本が切れたりします。
当店の解説
スチーム加工はグラブやミットに蒸気(スチーム)をあてて革を伸ばしやすくしてから型付けを行う方法です。
水分を含んでいるグラブ(皮革)を熱風で乾かした場合、革に元々ある油分がとんでしまい、著しく強度が落ちる可能性があります。
(紐が硬くなりパリパリになる)
油分が抜けやすい素材の革紐を使用しているメーカーもあります。
その為、知識がない状態でのスチーム加工や、電子レンジ、ヒーターの前で急速に乾かすなどを
行った場合、革紐が硬くなり購入して間もない期間でも紐が切れてしまう恐れがあります。
濡れてしまった場合の対応としては、陰干しをして乾いてからオイル等を塗布していただくことをおすすめします。
また、湯もみ型付け後は特に紐が乾燥しています。
乾燥したままの使用による革紐破損は不良にはなりません。
なお、ご自身で加工を施した場合は不良品と判断されず、無償修理や無償交換はできません。
※スチームなどを行った場合、以下のような状態になります。
- 紐の銀面(表革)が縮み結び目の先がはねる(反る)
- 紐の銀面(表革)が紐の横方向に縮みが見られる
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。