一番は皮の質の違いです！

芯などの素材、構造、耐久性など、すべてに違いがあります。

簡単に言えば、皮の質の違いがそのまま値段の違い（価格差）に表れています。

硬式の場合、品質の良い商品に仕上げる為、一頭の左右半分（業界では半裁という単位で考える）の牛から良いところだけを選んで皮を取りますが、量産型の軟式グローブなどは同じ牛皮でも、一頭の牛から隙間なく取れるだけ皮を取ります。

ミズノでは、硬式・軟式・ソフトボールと競技が違っても、原皮はほぼ同じものを使っています。
皮をなめす工程でタンナーに硬式用・軟式用と薬品の配合を変えることで、軟式用の方がやや柔らかくしなやかな仕上がりになります。

硬式用は打球に負けないようある程度革の硬さを残してあります。

また、仕様について、革・芯の違いで、構造が大きく違うわけではありませんが、すべてが違います。

基本的には同じですが、硬式は指先の耐久性を出す為に、しっかりした芯を入れています。

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硬式用と軟式用で値段が違う理由は？